コイツは俺とは別れられない、

『本当に大切にしてくれる人』

あなたにはそういう人がいますか?

 

家族でも恋人でも親友でも、こう思える人が一人でもいると救われるものです。

 

人は誰かから「本当に大切にされてる」と思えれば自分の生きる意味を潜在意識のレベルで感じ安心します。

 

しかし、この安心感は失わない限り中々、実感できません。

 

「居なくなって初めて気づく大切さ」とよく表現しますよね。

 

手にしているものが「当たり前」に感じてしまうのは、どういう心理なのでしょう?

 

確かに、人はいつかいなくなるかもしれません、だからといって、いついなくなるんだろう?明日かな、明後日かな、一年はいてくれるかな? なんて、年がら年中考えていたら不安になってしまって身が持ちませんよね。

 

人は基本的には日頃は危機回避脳力が働いていて、今、目の前にある危険(問題)に意識が向きます。

 

手に入れているもので失うと思っていないものは安全圏にあるので、とりあえず置いといて、今ある問題点に取り組もうとします。

 

会いに行かなきゃいけない、と思いつつも後回しにしたり、今月は忙しいから、と放っておくのは、

「いずれ会える」と信じているからですよね。

 

 

また、日本の男性は女性の愛情を母性愛のようなものだと信じています。

彼女が自分を愛するのは、母親が息子を愛するようなものだ、と。

 

しかし、これは勘違いです。

 

恋人や妻は紙の上での関係だけで赤の他人なので、人によっては別れたら一生関わり合いません。

 

男性は、女性は子供を産むし母性があると信じていますね、その気持ちが時々、カップルという関係に悪影響を及ぼします。

これは、悲しいかな本当によくあることです。

 

 

少し客観的に考えてみてほしいのですが、そこら辺の近所を走り回っている子供と、我が息子、大切さが全然違いますよね?

 

血縁的子孫というものは、いわゆる「自分の分身」なのです。

 

なので、例えば息子や娘と10年会ってなくても、例えば世界の真裏側にいたとしても、大喧嘩して憎しみ合ってきたとしても、

自分の子供がそこで成功したり有名になったら、あなたは鼻高々ではないですか?

「俺の息子なんだ!」「この子は俺の子だ!」と言い振れて気分は上々ですよね?

 

 

だけど、もし、別れた妻がどこかでお金持ちの男性と再婚して事業を立ち上げ成功したとしても、

面白くないですよね?

 

それは、彼女や妻はあなたの分身ではないからです。

 

これは、女性であっても同じなんです。

自分の子供は自分の分身だから離れていても連絡を取らなくても愛しているけど、別れた男はただの他人になっています。

たとえ母性愛があったとしても、あなたが他人の子供を見るのと同じ。

 

つまり、女性には母性愛があって、それと似たようなものを自分に与えてくれている、

そう思うことを一刻も早くやめないと、彼女は他の男性のところに行ってしまうんです。

 

特に家事や料理を完璧にやって当たり前、(俺は働いてるんだから)なんて思ってると、大抵の男は働いているので、他の男でもいいのです。

 

あくまで、彼女は、沢山の男性の中からあなたをとりあえず選んで、付き合うと選択して、生涯一緒に入れるか確かめる為に、今、理屈の上であなたと一緒にいるのです。

 

それは、あなたになにか与えると同時に、あなたも私の人生を豊かにしてくれる、と “与えられること” を信じているからです。

 

 

自分の分身でない限り、何かを与え続けないと人と人の関係は成り立ちません。

これは恋人でなくても友達でもビジネスでもそうですね。

 

ですから、

一緒にいてくれてることに感謝をして、選び続けてくれていることに思いを馳せて、

少し立ち止まって、

いつでもどこかに行ってしまう人なんだ、と思いながら彼女を見つめてみるのはいかがですか?

 

 

寂しい、と思うより、あなたが彼女の寂しさをまずは埋めてあげたら、その時こそ生涯ずっと愛してくれますよ。

 

 

銀水あけ美